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フォトフェイシャルは、大手医療機器メーカー「ルミナス社」が開発した光を用いた医療機器です。

IPL（Intense Pulsed Light・インテンスパルスライト）という特殊な光を用いた美肌治療機で、シミやニキビ跡・小じわなどの治療に広く用いられています。カメラのフラッシュのような侵襲性の低い優しい光で、複数の肌トラブルを解決することができます。

フォトフェイシャルは560～1200nmの幅広い波長の光を照射することができ、様々な肌トラブル（シミ・ニキビ跡の色素沈着・毛穴の開き・小じわなど）に効果がありますが、そのうち波長590nm周辺の光が、毛細血管の中を通る赤血球中のヘモグロビンに吸収されて、効果的に作用します。

IPL機器には医療機関以外で使用されているものもありますが、出力が高いものは使用できない定めがあるため、照射出力が低い設定になっているものがほとんどです。
効果の高いフォトフェイシャルは医療機関でしか使用できないものですので、医師のいるクリニック・病院でお受けになることをおすすめいたします。

なお、フォトフェイシャルにはヘッド（照射部分の器具の名前）が3種類あり、それぞれで照射できる光の波長が異なります。

• IPL：560nm…基本治療として使われるヘッドで、しみ・くすみ・毛穴・毛細血管拡張症による赤ら顔など様々な肌トラブルに複合的に作用します。
• IPL：590nm…血液に含まれるヘモグロビンに吸収されやすい波長のため、毛細血管拡張症による赤ら顔や赤ニキビの治療に使用されます。
• IPL：640nm…深いところの皮膚まで浸透するため、深在性の色素沈着、しみの治療に使用されます。

フォトフェイシャルの光はターゲットのみに反応するため、肌を傷つけることなく赤ら顔の治療をすることができます。
お肌への負担もほとんどなく、治療直後からお化粧もできます。
赤ら顔だけでなく、美肌のトータルケアとしてもリピーターの多い治療機です。