美容整形なら城本クリニック 全国25院、開院30年以上の美容外科

生まれつき乳輪が大きい、バストの発育とともに徐々に乳輪が大きくなった、妊娠出産したら乳輪が大きくなったなどと悩んでいる方は少なくありません。温泉に行きたいけど入浴時に見えてしまうため行けないという人もいます。

では、日本人の乳輪のサイズは一般的にどのくらいなのでしょうか？日本人の平均のサイズは直径3.5～4cmと言われています。さらに妊娠出産を経験している人と経験していない人では0.5cmほど平均のサイズに差があります。ですから直径3cm以下であれば、まず気にされる方はいないでしょう。しかし、直径4～5cmを超えてくると気にされたり、恥ずかしく感じたりする人が多いようです。

乳輪縮小術は、乳輪の大きさを小さくする手術ですが、単純に小さくすれば良いというわけではありません。バスト全体や乳頭とのバランスやご本人の希望を考慮する必要があり、バストがより美しく見えるようにしなければなりません。

乳輪縮小術には①乳頭の基部で縮小する方法と②乳輪の外側を縮小する方法があります。どちらの方法が適しているか診察させていただき、患者様と相談の上、選択していきます。どちらの方法も、乳管や乳腺を傷つけることはなく、授乳への影響はありません。また、乳頭の感覚が鈍くなるようなこともありません。

① 乳頭の基部で縮小する方法

乳頭の基部（根元）で乳頭の周囲の乳輪をドーナツ状に切除し、乳輪を小さくする方法です。傷跡は乳頭の根元と重なるので、ほとんどわからないくらいきれいに仕上がります。

しかし、縮小できる乳輪の大きさに限りがあること、無理に乳輪を切除し過ぎると、乳頭が外側に引っ張られ伸びて平らになってしまうことや、傷跡が広がってしまうことがあります。乳輪がもともとあまり大きくない方や大きな変化を望まない方に適しています。

② 乳輪の外側を縮小する方法

乳輪の最も外側（外周）をドーナツ状に切除し、乳輪を小さくする方法です。縮小できる乳輪の程度が大きいため、乳輪の大きい方、できるだけ小さくしたい方に適しています。

しかし、乳輪の外周に傷跡が残るため、乳輪とバストの境界が手術前より目立ってしまうことがあります。私たちは、乳輪が再度広がってしまったり、傷跡が広がるのを防ぐため巾着縫合を用いて縫合し、さらにきれいな仕上がりを目指し時間をかけてできるだけ丁寧に縫合していきます。